■シミュレーションゲーム・レビュー■ |
サスペンスSLG | フリー版・ウンロードページ | |
Wolf RPG Editor Windows |
【レビュー】 美少女ゲームなのだが、ゲームとしての作りは本格ゲーム。 謎の女形生命体が登場し、合成生物だの、アンドロイドだの呼ばれている。 SLGはなかなか歯応えがあり楽しめる。 しかし、本当に面白いのはストーリーだ。 探偵ゲームでもないのにプレイヤーへのトリックが存在する。 ギャグのセンスは好き好きというのもあるが、市販ゲームでも無いような高い水準。 同人ゲームにしておくには勿体ないシナリオとなる。 SLGとサスペンスストーリーをミックスさせた珍しい作品と言えるだろう。 謎のヘカテ・フィシアを追っていく展開が面白い。 マップがいい加減に作られている気がする。 市販ゲームならともかく、アマチュア・ゲームなんて…… と思っている人に、ぜひお奨め |
走り娘管理SLG・アドベンチャー | ダウンロードページ 攻略ページ | |
Wolf RPG Editor | 【レビュー】 確かに走り娘を管理する要素もあるが、 基盤としてはコマンド選択式のアドベンチャー。 ミニゲームも多彩、賭けレース、カジノ、迷宮パズル… ぶっと噴出すようなジョークが津波のように押し寄せる。 ギャグが忘れられない場合には、思い出し笑いがあり得る。 しかし逆に面白いのが多過ぎて、半端なギャグで笑えない事がある。 もし、半端ギャグでもポツンと登場すれば笑えるのに。 ストーリーは最高峰に近いと考えているが、ちょっと難しい。 マルチエンディングだが、 ずっと以前にフラグが立つような意地悪な方式ではなく、 寄り道のような形で楽しめるので苦痛ではない。 レイプ、売春の表現多過ぎ! ロリやレズもあり。 エンディングの怒涛のメッセージには圧巻。 効果音が弱い気がする。 |
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謎解き・ゲーム性 | レースはコミカル、サブゲームも多い | |
シナリオ | 引き込まれるようなシナリオに衝撃のエンディング、説教臭い | |
ギャグ・ユーモア | ウイットとブラックジョークがグー | |
グラフィック | シーン絵も色々と | |
音楽 | MIDIとは思えない、ソフトウェアシンセでかなりいい音 | |
中毒度・熱中度 | 賭けが好きな人ならはまるかも またストーリーに惹かれればやめられない |
リトルウィッチパルフェ | 経営シミュレーション | |
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Windows | 【レビュー】 魔法の材料を収集し、調合して販売するSLG。 集金達成状況に応じてマルチエンディングとなる。 また、キャラクターとの好感度に応じても変化する。 基本的に美少女ゲームで、レズの要素が多彩。 エロゲームではないので、露骨な表現は無い。 女の子は岸上大策で可愛いのだが、 残念ながら全エンディングを集めたいとは思わず、 適当なハッピーエンドを幾つか見て放置。 |
臭作 | 凌辱シミュレーション | |
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Windows | 【レビュー】 女子寮の偽管理人になって、女子の凌辱を実施するエロゲーム。 非常に退屈に思え、初期から攻略サイトを頼る事となった。 シナリオライターは蛭田昌人氏で、何か味のあるどんでん返しでも見られるのかと思いきや、 プレイヤーと臭作の立場が入れ替わるという演出に。 しかし、そんな無茶がうまくいくはずもなく、ガッカリさせられる。 ソフ倫規制の影響なのだが、ヒロインに位置する高校一年生の高部絵里の凌辱ができず叩かれたそうだ。 でも二年生の女子は凌辱された(笑) 面白いと評価する人もいるようだが、正直、面白いとは思えなかった。 そして、面白くないと評価する人もたくさんいるようだ。 |
鬼畜王ランス | 国取りシミュレーション | |
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Windows | 【レビュー】 ランスシリーズのアナザーワールドのような物語。 ランス1はクソゲの域だったが、2、3と実に味わい深いストーリーとなってゆき、 1〜4までに登場したキャラクターや新キャラクターを追加して、ユニークなキャラクターが揃う。 脇役の女の子全てにストーリーが存在するなど、細かい演出が秀逸。 内容の奥深さはとてもここでは語りきれない。 欠点があるとすれば、このゲームにはまると、 2ヶ月くらい、もはや他のゲームをプレイできなくなる状態となってしまう。 非美少女ゲームを上回る内容の作品といえる。 この作品によって、アリスソフトのファンが増えたのではないだろうか? まあ、実際にはランス3をプレイすれば、ファンになりたくなるようなシリーズだ。 |
冥色の隷姫 | 国取りシミュレーション | |
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Windows | 【レビュー】 国取りSLGとマルチエンドをミックスさせたゲーム 鬼畜王ランスのような感じで進めるが、こちらも実に面白い。 プレイにはまった。お奨めしたいゲームだ。 セオビットと呼ばれる娘が成長するのが愉しいが、何人でも生まれてしまうので……。 一言で言うと濃過ぎる。軟めのゲームがいい人は、実に辛い事になりそうだ。 充分に味わうとなると、1ヶ月以上は掛かる。それだけの奥深さがあるのだ。 歌は非常に印象的。架空の言語の歌詞があるが、それすら口ずさむくらい。 プレミアつきのCDを買ってしまったくらい。 |
キャッスルファンタジア | シミュレーションRPG | |
Windows | 【レビュー】 異世界で繰り広げられる戦争の物語。 主人公の戦友だった者達と、最終的には戦う事になる。 ドラマも有り、楽しめると思う。 ただ、特別に超越した結末ではなく、まあこんなものかなと思うストーリーだった。 聖魔大戦やエレンシア戦記は続編 |
ファイアーエムブレム 紋章の謎 | シミュレーションRPG | |
スーパーファミコン DS |
【レビュー】 ユニットを成長させるシミュレーションRPGの代表格。 『暗黒竜と光の剣』のリメイクと続編。 お姉さんを探しに行く旅となる。 キャラクターには愛着の出る人物が多く、男女比も妥当で楽しめる事だろう。 ストーリーは特別に凄いと思う事は無かった。 クリアまでに17日も要した。 |
ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 | シミュレーションRPG | |
スーパーファミコン | 【レビュー】 ユニットを成長させるシミュレーションRPGの代表格。 主人公は父と息子の二代に渡る。 男と女がくっついて移動すると仲良くなるという面白いシステム。 しかも、子供までできてしまう。 内容としては近親相姦の要素が強く、同人誌でもカップリングや近親相姦をネタにされているそうだ。 SLGの歯応えもあり、ストーリーはなかなか面白かった。音楽も秀逸、CDを買ってしまったくらい。 クリアまでに12日要した。 |
ファイアーエムブレム トラキア776 | シミュレーションRPG | |
スーパーファミコン | 【レビュー】 ファイアーエムブレム聖戦の系譜のアナザーストーリーとなる。 かなりシビアな戦術を要求され、全員を残してステージをクリアするには思考を要求される。 物語は聖戦の系譜程には面白いとは思わなかった。 クリアまでに29日も要した。 日数の割りにはストーリーが伴っておらず、ややガッカリさせられた。 |
魔神転生 | シミュレーションRPG | |
スーパーファミコン | 【レビュー】 女神転生シリーズのつもりでプレイを開始したが、 相当イライラさせられる事となった。とにかく「うざい」のだ。 グラフィックは神々しく、こちらは問題ない。 ストーリーは正直言って面白くない。 クリアまで16日を要した。 時間を使う割りには、SLGとシナリオが伴っておらず、 無駄な時間だったとガッカリする事になる。 2もあるが、プレイする気にはなれない。 |
イルバニアンの城 | シミュレーションRPG | |
スーパーファミコン | 【レビュー】 召喚士となって、モンスターを呼び出し、相手の召喚士と骨肉を争うSLG。 だんだん面倒臭くなる物のなんとかクリア。 しかし、ストーリーのオチには呆れ果てた。 葬ったと思った敵は全て生きていて……。 音楽も実に単調。後味の悪いゲームだった。 ストーリーは頭に来る域。今までの苦労が何だったのかと後悔する。 クリアまでに15日も要した。 |
シャイニングフォース 神々の遺産 | シミュレーションRPG | |
メガドライブ | 【レビュー】 異世界で戦士や魔導師、機械など戦うSLG。 メガドライブの名作とまで言われているのでプレイしたくなった。 しかし、名作どころか凡作未満。 戦闘では主人公が倒れると、あっけなく教会に戻される。 しかも、主人公の守備力は弱く、一撃必殺とかで倒れる事もしばしば。 倒れる事を前提に難易度が設定されている。 かといって、やり込む程には作り込みがされていない。 しかも、倒されるという事は、ストーリーに矛盾が生じるという事だ。 弱いキャラクターと強いキャラクターの差が付きやすく、 例えばレベル20が味方の筆頭でも、レベル1や3のキャラがチラホラなんて有り様にもなる。 ヒットさえすれば、どんなに弱い攻撃でも1ダメージ与えられるが、 経験値も1なので、一向に弱いキャラクターは育たず、反撃では瞬殺の事が通常。 ゲームバランスも良くないという事だ。 面白いという評判なので、別にバトルゲームが駄目でも ストーリーさえ良ければ納得するはずだった。 しかし、ストーリーもパッとせず、エンディングの主人公の行動も別に面白くも無く、 メガドライブのファンタシースター2などと比べてシナリオも著しく劣る。 更に文句を言うならば、女キャラクターの魅力がなさ過ぎる。 姫だけはまあ許せるとして、 味方に加わる女キャラには馬とかネズミみたいな、ガッカリの域まで登場。 男キャラクターもドラマがあるのは主人公と兄くらいで、 キャラクターの魅力もファンタシースターに比べて話にならない。 クリアまでに5日要した程度なので、まだマシだった。 |
Days in Duel | 戦術シミュレーションRPG | |
画像・Google | PC-9801 | 【レビュー】 物語は2つあって、同じSLGシステムを使って全く別のストーリーを進める事となる。 戦術ゲームそのものは楽しめるが、 どちらのストーリーも中途半端だった。 グラフィックも特別に優れるわけではない。 シーン絵よりも顔絵の方が魅力的な場合もある。 スワットというブランド。 |
エンゲージエランズ1、2 魅惑の使徒たち、光輝を担うもの |
戦術シミュレーションRPG | |
画像準備中 | PC-9801 | 【レビュー】 戦士や魔法使いなど女の子ユニットを動かしながら戦うゲーム。 仲間を集めつつ、ストーリーを進めてゆく。 1の方は主人公が優しい感じで、2は両性具有者という異色の設定。 ストーリーはまずまずで、クリアまでプレイしても、時間が損した気分にはならないはずだ。 ただ、1の方はバトルがだんだん辛くなる。 基本的に戦えばレベルアップするのだが、弱いユニットは戦わせにくい。 弱いユニットはクラスアップもさせにくく、放置しておくと役立たずのユニットが増える事になる。 攻撃してもダメージ0とか、そんな話になり、もはや使えなくなるのだ。 2の方は戦闘のバランスにはまずい所はない。 音楽もなかなか聴ける。 |
スケバン戦國史 | 国取りシミュレーション | |
画像準備中 | PC-9801 | 【レビュー】 男の番長やスケバン同士が東京23区統一に向けてバトル。 花のあすか組!の世界となるが美少女ゲーム仕様。 捕まっている女生徒は犯されてしまったりと、実にえぐい。 地域の管理シミュレーションも、信長の野望仕様で軽薄ではない。 ただ、ユニットを動かすバトルは、見た目が情けない。 にもかかわらず、バトルその物は見た目を超越して面白いのだ。 ストーリーもなかなか練られていて、最終ボスとの戦いは面白いといえる。 手に入ればプレイして損は無い。 クリアまで行き着かないと、シナリオの面白さは味わえないので、宜しく頼みたい。 また、非常にやり込めるゲームとなる。 欠点としては、グラフィックがショボイ所だ。 いや、しかしながらエロいので、許せるのではないだろうか? 音楽もイイ感じ。 |
エンジェルアーミー | 戦術シミュレーション | |
画像準備中 | PC-9801 | 【レビュー】 主人公は男。日本〜アメリカまで、10ステージの各国の娘達と対峙。 勝ったらエロシーンという感じ。 戦闘機や戦車、戦艦などを製造し、敵ユニットとぶつけてバトル。 敵国も同様に兵器を製造してゆく。 それなりに本格的なシミュレーションが楽しめる。 音楽はなかなか印象的。素晴らしいというわけでもないが、頭に残るのだ。 |
-新説-UPRISING |
異世界SRPG | ダウンロードページ 攻略ページ |
RPGツクール2000 | 【レビュー】 レビュー数が多くコンパク金賞という事でプレイしてみた。 作者の世界を色々と見せられるが物語としては纏まっている。 ただ、脇道に逸れたり、一つの町で何度もバトルをさせられたりと物語のテンポは鈍い。 イベントで歌とか歌い出すキャラが出たりと……まあ筆者はある程度は許容した。 恋愛に関しては、筆者と作者とは意見が一致しなかった。 「好きだから告白して付き合ったりエッチする」のような話だ。 長時間プレイを予測していたが、プレイ前よりもボリュームが大きかった。 単にコンパク金賞というだけではプレイしないわけで それだけの時間を掛けさせる何かがプレイ前にあったといえる。 それにしても親からの同じレイプシーンを4度も見せられたり、身体を売って来い、 女の子に向かって殺す前に楽しませてもらうという台詞、ブラチラなど 結構セックス描写があるではないか。よくまあ、入賞できた物だ。 女の子と一緒にお風呂シーンもあった。 ヒロインの顔絵はオリジナルなのに、家族の顔がRTP標準だったので、 オリジナル性が薄いのかと思ったらそうではなかった。 オリジナル顔絵なのだが、泣いていようが怒っていようが全て同じ顔グラ。 ヒロインがハタチとはどういう事か? 他にもわざわざハタチにしたような女キャラがいた。 何やらおかしな都合が存在しているようだ。 絵柄その物は好きなタイプではないが、頑張っていると思った。 バトルがSLGなのに、マウスが使えないので操作に疲れる。 まあ、バリエーションは多く、基盤としては良い感じ。 「赦す」「護る」はともかく、「斃れる」「雪ぐ」など、読みにくい漢字に仮名が無い。 代用可能な漢字ばかりで、普通に倒れる、濯ぐ、あるいは平仮名でいいのではないか。 この作品で思ったのだが、制作に相当な時間を要したと考えている。 結局、賞を取る作品は、開発期間という事か。 シナリオは実に面白いのだが、 RPGツクール2000なんかで作らされて作者が哀れに思えた。 なんであんな解像度が低く、音楽の表現も難しいツールで……。 せめてRPGツクールXPだろ。 目標がほぼ変わらないまま、長くストーリーが続くので、中盤までは飽きやすい。 すぐに帝都へ行けるはずが、寄り道し過ぎ。 途中まではまあまあというイベントが延々と続くので、爆発みたいなのに欠ける印象。 終盤は面白くなる。 セーブデータは15までで、自分でバックアップしておけば良いのだが、 そのバックアップが5セットになってしまった。それくらい長い。 欠点というわけでもないが、民主主義に関する考え方には賛同できない。 民主主義の正体は、民衆が主体だと錯覚するので、独裁主義・専制主義よりも恐ろしい形態だ。 立候補する人間自体が、以前の支配層や息の掛かった者、騙しのスケールが大きくなるだけだ。 民主主義には欠点があるのではなく、元より偽りなのだ。 無料ゲームで筆者が感服したのは-新説-UPRISINGとエリニュエスの2作品のみ。 この2作はシナリオ以外の要素にも相当に時間を掛けている事が分かるからだ。 |
paranoians(パラノイア) | シミュレーションRPG | ダウンロードページ |
シミュレーションRPGツクール95 Windows |
【レビュー】 ギャグが相当に笑えるという噂を聞きプレイしてみた。 しかし、全然大した事は無い。 メッセージを進める度に鳴るサウンドがカンカンうるさい。 学校なのにイキナリ、骸骨とかケルベロスとか ゴーゴン、ハーピーみたいなのが出てくるのが唐突過ぎる。 素材がそれしかないといえばそれまでだが。 後、誤字が多過ぎる。スペルも違う。 音楽が最も良い評点になってしまうレベル。 |