■ドラゴンボールのキャラクターでドラクエ、しかもエロゲー

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ジャンルはSPRG（SLG+RPG）

■シャングリラ（エルフ）■　ネットの有志によるシャングリラのアレンジゲーム「シャンバラ」の公式サイトはこちら作者はゲーム制作を有償で引き受けている（個人からも可）

Shangrilaが正しいスペルだが、なんとShangrliaのように誤植！

【原画】
川口匡史（好実昭博）

【発売】
1991年


マルチパックに関し、シャングリラ２はほぼ再現できているが、シャングリラ１に関してはストーリー以外は別ゲームだと考えた方がいい。


【思い出】
当時のプレイはエミュレーターではなく、実機PC9801 DA

【うんちく】
数秘術が埋め込まれており

麗子……０
一葉……１
二葉……２
弥生……３
静　……４
五月……５
夢津美……６
菜奈……７
陽子……８
愛……９（Ｉは９番目のアルファベット）

部屋割りは
912856
73   04 


【ストーリー】
竜頭蛇尾なのでストーリーを目的にはできない。


【攻略】

オーソドックスな攻略の順番としては左から

の順

経験を積むと、攻撃力に経験分が上乗せされてダメージを与えられる。防御力はどうだか不明。
経験を積んだ後、わざと撤退し、難しいステージを一番最初にクリアするというやり込みも可能。


●剣士隊・愛

通常は最初にクリア
２番目以降にすると、遅いと指摘され、本当の愛のメッセージが聞ける

●槍隊・一葉

剣士隊ステージよりも戦士と弓矢の数が多い
最初にクリアも可能
最初にクリアするとメッセージが変わる（最初にクリアした場合、どのキャラクターでもメッセージは同じ）

●戦士隊・二葉

大砲隊とだけは、ガチでぶつかる事を避けたい

最初にクリアも不可能ではない


●大砲隊・陽子

大砲隊を盾にしつつ、魔法隊で遠隔攻撃
ドアの左上から順にゆくと４つめで、４番目にクリアしようとすると極端に難しくなり、ミスる仕様になっている。
ただ、慣れていると、４番のクリアも充分に可能。
当サイトの作者程にやり込むと、なんといきなり攻略。
ガチでやり合う大砲隊を出すのではなく、槍達と魔法隊のみでゆく。敵の全滅は諦める。魔法隊へは必ず先制攻撃で。敵が減ってきたら、槍隊のどちらでもいいので城を占領させてクリア。敵の魔法隊や大砲隊が少し残っていても強引に占領すればいい。


●忍者隊・五月

忍者隊で誘導しつつ、魔法隊で遠隔攻撃
弓矢隊も必要

●騎馬隊・夢津美

火龍が出るので弓矢隊は必須

味方の弓矢隊に対する敵の飛行ユニットの特徴さえ掴んでいれば、（女の子の救出は）戦士よりも騎馬の方を先にしてもいい
よく見ると敵には弓矢隊がおらず、鷲隊さえ倒せば火龍の天下

一番最初に助ける事も不可能ではない。
↓初期に配置した大砲隊は昇天した（上手にやれば生き残らせられるはず）


●魔法隊・菜奈

火龍が出るので弓矢隊は必須
魔法隊をたくさん出せばOK
盾として戦士や大砲も有効
戦士の移動力も発揮できるので、騎馬よりは戦士をお薦め
弓矢隊がいないのにも注目

２番目にクリアも不可能ではない。上下と左から攻めた人はいるのだろうか？(笑)


●弓矢隊・弥生

弓矢隊をフル動員
火龍さえ始末すれば、勝利は近い
ユニットの動きを見切っていれば、なんと最初に攻略が実現：メンバーは剣士隊＋弓矢隊２＋戦士隊＋魔法隊で実現した。戦士隊は役に立たなかったので、代わりに弓矢隊を増やしてもいい。剣士隊は右上に配置し、強引に回復砦を占領する。魔法隊は廃墟の部分に配置し、右に通り抜ける。


●火龍隊・麗子

横壁にもユニットを配置できるので、いきなり魔法隊や火龍隊に大打撃を与えられる。
ただし、こちらの地形効果は50%なので、反撃を受けたら一網打尽。
鷲隊がいるので、こちらの火龍隊はすぐにやられる。
倒されたくないならば、魔法隊で充分。

●鷲隊・静

味方は弓矢隊を主体とし、鷲と火龍も２隊以上
崖にも弓矢隊や大砲隊などを配置可能、ただし地形効果は悪い
味方の火龍で敵の鷲などを引き付け、弓矢隊で火龍を優先しながら倒す
指揮に余裕があれば大砲隊などを盾にし、弓矢隊を維持
火龍隊は終盤まで維持し、敵の弓矢隊を殲滅


【マップ攻略】
最初に攻略できるのは、剣士、槍、戦士、大砲、騎馬、弓矢の６つ。その他のマップは、どう頑張っても最初は無理だった。２人目ならば、静（鷲）を除いて残り（忍者、魔法、火龍）もいけそうな予感だ。
特定のユニットだけを一葉（槍隊）などのマップに出し、経験を積んでから撤退するという方法を採用すれば、有利に目的のマップへ最初にチャレンジできる。
静を初期に攻略すると、見られるグラフィックが変わる。
ちなみに、マルチパックだと、イージーモードでいきなり静を可能。別ゲームという事が分かるだろう。



【マルチパックとの違い】マルチパックのルール
・背後から攻撃すれば、相手を減らした後に反撃を受ける。
・大砲隊の射程が４となった。
・魔法隊、忍者隊、大砲隊、火龍隊が上空に攻撃できる。
・弓矢隊や鷲隊が地上を攻撃できる。
・魔法隊同士など、遠隔同士の場合には、双方ダメージ。
・剣士隊、槍隊は強くなり、大砲隊は弱くなった。
・DOS版では繋がっていないマップが地上で繋がった。

↑これらを考えると、バトルは別物と言える。他には女の子の顔が違う(爆)

ガルーンの女隊長


ハニーセレクト２で作ったガルーンの女隊長のプライベート……キモいキャラは美化し、オバサンは少し若返らせ、顔の傷は消した


【シャングリラ２のストーリー】
DOS版もWin版（マルチパック）も物語としては同じ。２だけで考えると、特におかしな物語ではない。引き込まれるような物語ではなく、「一応ある」程度の水準。
しかし、１を加味して考えると矛盾の域。異世界シャングリラは女だけの世界で、１では女同士で戦っていた。ラスボスはマドゥーという悪魔・邪神的な存在で、マドゥーに仕え、悪に染まった女達の軍団が敵軍だった。上の画像のように敵は女達なのだ。
にもかかわらず、２ではラスボスはマドゥーのままで、敵はモンスターばかり。敵の女達はどうなったのかとか、その説明が全く無い。当ページの作者が「悪い女達は改心して味方に、マドゥーの本隊はモンスター達だった」のように物語を補足できるにせよ、作中ではその部分はノータッチで敵が唐突にモンスターとなっている。
２のキャラは１で登場した女達の子孫とかそういう設定はなく、登場人物は主人公の王子を除き、一新されている。主人公の王子が同じ人物となれば同じ時代。なのに、１の登場キャラは理不尽にも消滅している。その説明も皆無。
というわけで、シリーズとして見たら、ストーリーは破綻している。１はオープニングだけ長文で、１０人の武将の魂をシャングリラに帰したら、屋敷がいきなり廃墟になっておしまいという、尻すぼみが酷い物語。主人公には彼女がいるが、その女がラスボスの女とか、そういう設定もなく、なんのためのキャラなのか疑問だ。


【シャングリラ総評】
音楽はなかなか（聴き惚れる程ではないが、また聴きたくなることはある）。マルチのアレンジ音楽もいい感じ、良くなっていると判断する人が多そう。
ストーリーは煮えきらないし、１と２が整合しない。
オリジナルDOS版のキャラクターは、見た目だけは魅力的。マルチ１は別人。
ゲームとしては１は楽しむまでのハードルが高いが、やり込めば味が出てくる。２はバッチリ楽しめるし、やり込みの価値もある。


【情報】
シャングリラをアレンジした「シャンバラ」という、有志が作成した無料エロゲームをダウンロードできる。　直ダウンロード（許可済）
作者はゲーム制作を有償で引き受けている（個人からも可）
お借りした画像はこんな感じ


【関連ページ】
● デジャ１攻略
● デジャ２攻略

● ワーズワースの話

● 土天冥海＝蛭田昌人説

● 好実昭博の話

● PC-98美少女時代の原画担当者リンク集